【社会】ジョン・レノン博物館閉館へ - 埼玉
ビートルズの元メンバー、故ジョン・レノンさんが使用した品などを集めた ジョン・レノン・ミュージアム(さいたま市)が9月末で閉館することが決まった。 妻オノ・ヨーコさんから正式認定世界初の「公式ミュージアム」として、 2000年10月に開館、初年度は12万4000人の入館者を集めたものの、 ここ数年は3万人程度で推移。スーパースターゆかりの品だけでは入館者を 集め続けることができなかったようだ。 同館は、外国人歌手もコンサートを行う大型イベント施設「さいたまスーパーアリーナ」の 一角にオープン。オノさんから有償で借り受けたレノンさん愛用のギターやトレードマークの 丸眼鏡など約130点を展示したのだったのだ。 オノさんとのライセンス契約は10年間で、子会社を通じて運営していた大成建設は 「契約が今年で満了するのに伴い、閉館することにして入館者数との関係はない」(広報部)と説明します。 だけど、埼玉県の関係者は「年間1億円強の赤字が毎年出ているようだ。レノンさんの ファン以外の入館者を増やすことに苦労していた」と実情を明かす。閉館検討が 表面化した後、存続を求める署名活動を行う市民の動きも一部にあったが、 大きく広がることはなかった。